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┌┴┐ ■ピカソ通信 2003年7月1日号 Vol.47■
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|願|☆ まーるい地球・・・・CDにこめた四角い願い・・・・号。
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((  ̄ ̄ 等幅フォントでご覧ください
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6月30日にお送りした「臨時増刊17号」(吉沢梅乃オーディション特集)は
届いていますか?....届いていない方は編集部へご一報ください。
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◆ ♪ ◆ ■ from PICASSO ■
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風鈴の季節になりました。
ドリーミュージックから出た「風うた」というアルバムで、
風鈴で心地よいメロディーを奏でております。
森 英治
*「風うた」
2003年6月25日発売 CD番号=MUCD-1084 / ¥2,300- (税込)
CDの詳細は http://www.dreamusic.co.jp/ 参照。
森さんが10曲中、8曲のアレンジを手掛けたそうです。
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◆ ♪ ◆ ■ 特集:みしま&バグダットインタビュー“前編”■
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今回から2回に渡って、みしま・カオルさんとバグダット・ギターさんのインタ
ビューをお送りいたします。
今年から精力的にライブ活動を行っているみしま・カオルさんと、彼女のライ
ブにずっとサポートで出演している「バグダット・ギター」こと粟田こーじさ
んに、いろいろ聞いて見ました。
☆☆ 私のレシピ。☆☆
——まずはみしまさんにお聞きします。
CD「私のレシピ」はライブ会場限定販売ですが、限定にしている理由は?
みしま(以下「み」):
実際、ライブを見た方々からの「この曲の入ったCDが欲しい!」という意
見がきっかけだったんです。
つまり、ライブで聴く → うん、もっと聴きたい! → じゃぁ、CD作っち
ゃおう! → やったぁ、買う〜!・・・・っという、ごく自然な流れなんで
す。まあ「『私のレシピ』の作品は、すべてライブでしか発表していない
から」っていうのが、一番の理由なのかな。
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編集部注・・・・
ココ最近のライブでは彼女、お手製のアンケートを配っていまして、
そこからお客さんの反応をいろいろ探っているようです。
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──「どうしても会場に行けないけど、CDが欲しい!」というファンが、CDを手
に入れる方法はありますか?
み:う゛っ、検討中です(^^;)
私自身も、私の歌を聴きたいと言ってくださる方たちに、ひとりでも多く
届けたいと思っています。今、そのための体制を整えています。
もう少しだけ待ってて・・・ね。
──CD「私のレシピ」ではみしまさんが全曲作詞と、曲も2曲書いておられます
が、いつ頃から、どういうきっかけで作詞作曲をされるようになったので
しょうか?
み:生まれて初めて作詞作曲したのは、高校生の頃かなぁ。
といっても録音とか、カタチにはしていなくて、頭の中で作っていたの。
で、それをカタチにしようと思ったきっかけは、粟田さん。
それまで、カタチにしようと思ったこともなかったし、その術も無かった
しね。それが、「とにかくカタチにしなくちゃ始まらない」という粟田さ
んの一言で決意。
そして記念すべき1号が「Dear」。「Dear」はね、初めて作詞作曲した作
品なの。だから、一番にカタチにしたいと思った。
う〜ん、いいお話(^O^)」
──つくる時に心掛けていることとか、苦労していることを教えてください。
み:心掛けは「あるがまま」。
「まーるい地球」は酔っ払ったときに一気につくっちゃったし(笑)。
苦労は“ボキャブラリーの無さ”ですかね。・・・トホホ(;_;)
そのため、毎回出来上がるまで生みの苦しみを味わってます。
——次に、バグダットさんにお聞きします。
「私のレシピ」ではバグダットさんがプロデュースを手掛けておられます
が、どういったコンセプトで制作されましたか? それと制作時の「秘話」
とか「苦労話」みたいなものがあったら、教えてください。
バグダット(以下「B」):
まずは「二人で作る!!」今までライブで二人でやってきたもので作ろう!!
ってとこから始まってます。
あと、「パンチインはしない!!!」
間違えていてもそこを直さず一気に取る。決して、いいとこだけを選んで
・・・ってことはしない。音楽は一筋の"物"だから・・・加工も編集も
ナシで・・・まあ最初から通して録音しているけど、ライブとはまた違っ
た物になったね。
苦労といえば、彼女に何テイクも歌ってもらったのが全部いいテイクなの
で、自分では判断に困り、本人に選んでもらいました。
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編集部注・・・・
「パンチイン」=レコーディングで使われる用語。
ボーカルとか、人が演奏した楽器を録音したところ、フレーズの中で
一部分だけ、出来が今ひとつだった・・・・という時に、その部分だ
けをもう一度録音して“上書き”することです。
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☆☆ そしてTTC。☆☆
——ところで、バグダットさんがピカソの辻畑さんと組んだ「TTC」ですが、ど
うしてこんなユニット名になったのですか?
B:まず「TTC」ってのは「Total Trafic Control」。列車の運転を制御する場
所のことを言うみたい。実物は見たことないけど(笑)。
まあ、もともとの意味は“Tetsuya to CO-G”だけどね。
(辻畑)鉄也の「T」、toの「T」・・・あるいは日本語の「〜と」でもいい
んだけど・・・で、(粟田)こーじの「C」。
実を言うと、「こーじ」は普通は「K」なんだけど、某ファンサイトで自分
の名前が「CO-G」ってなっていたのがカッコヨクテ、それを使わせていた
だきました。わかったかなぁ〜(笑)
——どういうきっかけで、こういうユニットを組もうという話になったのでし
ょうか? それからこの時期にCD−Rをリリースした理由は?
B:そのときの会話を再現すると・・・・・
辻畑 『あーた(粟田)! バグダッドでインスト、どぉ!?』
粟田 『いいっすねぇ!』
・・・・5分後
辻畑 『あーた! 手始めに、みんなが知っている曲って、どぉ!?』
粟田 『いいっすねぇ!』
・・・・次の日
粟田 『う〜〜、ただメロディ弾いてるだけじゃ、つまんないですョ。』
辻畑 『う〜ん・・・そうか・・・。よし! じゃあ俺が歌う!!』
・・・・そして、完成。
辻畑 『あーた! 出すぞ! 売るぞ! 俺はやるぞ!!』
粟田 『わかったぁ』
・・・こんな会話のもとに販売が決定したわけで。・・・つまり勢い。
☆☆ そして公録。☆☆
——ではここで、改めてみしまさんに。
7月6日のケーブルテレビ公録への意気込みをどうぞ。
み:この半年の集大成的な、ポイントとなるライブなので、かなり気合入って
ます! ケーブルですが、初テレビ出演になるってことで、「うきうき!
わくわく!」すっごく楽しみです。
みなさぁん! みしま・カオルの晴舞台をぜひ、見に来てくださいね☆
——バグダットさんから「ピカソ通信」読者の方へ何か、メッセージを。
B:とにかくみしま・カオルをよろしくお願いしたい。
強力に、強力に、超〜〜〜〜〜強力にプッシュしてます!・・・以上。
みしま・カオル公式ページ http://www.pro-picasso.com/mishima/
Baghdad Guitar公式ページ http://www.pro-picasso.com/baghdad/
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◆ ♪ ◆ ■ METRONOM NEWS FLASH! ■
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インタビューの中にも出てきた通り、みしまさんは7月6日にケーブルテレビの
公開録画に出演します。行ける方、ぜひ会場で応援してあげてください。
【前号でお知らせした内容に一部変更・追加情報あり。よく読んでね(^^)】
日 時 2003年7月6日(日) 18:00開場 / 18:30開演
会 場 大塚「CAVE」 東京都豊島区南大塚3-50-1 カブトビルB1F
料 金 ¥1,500- (ドリンク別;前売/当日同料金)
出 演 みしま・カオル / ACT / KANTE
みしまさんはトップバッター、18:30〜19:00の出演予定です。
☆ 番組収録用の機材が置かれるため、客席の位置にご注意ください。
出来れば映像に映るように前の方で観覧していただけると嬉しいです!
☆ カメラや録音機器については、スタッフの指示に従ってください。
フラッシュ撮影は禁止です。
☆ 収録の模様は後日、大塚近辺のケーブルテレビで1ヶ月間on air。
on airは収録の2〜3ヶ月後となる見込みです。
また、インターネット上でも配信される予定。
放送日時・地域など、詳細が分かり次第お知らせいたします。
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◆ ♪ ◆ ■ 最上三樹生の好評連載 ■ 「ピカソ」との時間 第15回
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さて、二月もさぼってしまいました。1995年秋の話ですね。
伊豆スタジオに着いたら、主立った機材が無くなっていました、そのころキテ
ィの経営がかなり怪しくなってきた頃で、伊豆スタジオを運営していた会社が
機材を引き上げてしまったのでした。
エンジニアの諸鍛冶さんがあちこちに働きかけてくれて、何とか最小限の機材
を確保してくれました。限られた機材でやりくりするのは、箱根のスタジオで
すっかり慣れっこになっていた我々だったので、「さぁやるか」といった感じ
でcolorsのレコーディングが始まりました。
プロデュースは星勝さんとリーダーです。リーダーはこの年の夏に九州に長期
滞在して、colorsの二人と一緒にデモテープを作っていました。確か、ついで
にcolorsのライブでBassを弾いてきたそうな...。
演奏はいつものメンバーです。あっという間にリズムトラックは取り終えて、
つつがなくレコーディングは進んでいきました。この時に録音したものは、1年
半の時間が過ぎたのちに、河村隆一の所属しているビクターGaiRecordsから
「深呼吸」というミニアルバムになって発売されました。
実は、この時に録音したけど世に出ていない曲も何曲かあります。
colorsの二人はその曲どうしちゃったんだろうか.....。
伊豆でcolorsをやっていた頃、箱根のスタジオにアイドルがやってきました。
大手芸能プロダクション、ホリプロ所属の「上原さくら」です。「行け!稲中
卓球部」からの流れで、リーダーがプロデューサーで、もう一人「尾上文」さ
んも製作に加わりました。
なにしろ、ホリプロ・スカウトキャラバン出身という、ばりばりのアイドル路
線を歩むはずだった彼女が、何故か「男の世界(^^)」箱根サウンドボックスに
やってくるのです。我々は、喜んで歓迎の準備を始めたのでした。
ちなみに、上原さくらが出た回のホリプロ・スカウトキャラバンには、若き日
の椎名りんごが出ていたそうです(^^)。
ちょっと短いけど、次回に続く.....
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◆ ♪ ◆ ■ 編集後記 ■
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今回のインタビューにて初登場のバグダッドギター=粟田さん。
ピカ通創刊時からナカナカお話が聞けなくて今回やっと実現しました。
まあ、私もみしまさんと同じ第一印象で(いや〜怖そう)インタビューできるか
なあ・・・なんて思ってましたけど、大丈夫でした(笑) いいひとですよん。
そういえば、みしまさんのライブのとき、一曲一曲几帳面にギターのチューニ
ングしてたりライブ後の空き時間に一心不乱にギター雑誌読んでいるなんて姿
をお見かけしたり・・・・
いやホントに、ギタリストだなーと思ってしまいました。 (サトヨコ)
昨日の臨時増刊号でも編集後記書いたので、こちらは控えめに....
というか、今回はこちらもボリューム満点になってしまいました。
森さん、みしまさん、バグダットさん、最上さん。プロピカの方々に激感謝。
次号も盛りだくさんになりそうな予感です。お楽しみに。 (ぎねね)
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