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▲ピカソ通信10号▲
やっぱり雨女は雨女…でした号
2001.10.2.発行
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【from PICASSO 】東さんのメッセージ
【特 集 】「Presents For Lovers」「Vertigo」全国発売に寄せて
【METRONOM NEWS！】topics／release／event
【好評連載】「ピカソ」との時間 最上 三樹生 第3回
【メトロノームにお願い】
注：このメルマガは等幅フォントでご覧ください
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from PICASSO
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“ サッカーと平和を愛する
すべての心やさしき人々に捧ぐ ”
いま、リーガ・エスパニョーラ第４節、
サンティアゴ・ベルナベウでの
レアル・マドリードvsエスパニョール戦を
観てるのですが、イヤ〜、
ジダン(カップヌードルCMヤカンヘディング男)
が、やっと馴染んできて、フィーゴ、ラウル、とも
バッチリでさ〜、ほんと、スペクタクル！
ロベカルのFKのすげーヤツも決まって、
今年もレアルか〜、なスペイン・リーグです。
過ごしやすいイイ季節となりました。
皆さん、いかがお過ごし？
僕は豚肉と卵の中国風煮しめ、と
チキンマカロニサラダを研究中。
明日は多摩川の河川敷きグラウンドで草フットサル。
あ、次のプログラム、
ローマvsフィオレンティーナ戦が始まってしまった。
中田パルマもガンバレ！
ついでにイチロー＆新庄も。
テロ、チョー最悪！悲しいぞ！
a happy go lucky !!
bye !!
p.s. ライヴで会おう！ junji azuma see ya !!
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特 集 「Presents For Lovers」「Vertigo」全国発売に寄せて。
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今年の5月10日からMetronom Recordsで通信販売されていた
ピカソのアルバム「Presents For Lovers」(以下「PFL」)と「Vertigo」が
8月25日から全国のＣＤ屋さんで買える様になりました。
何かと曰く多きこの2枚、Metronom Recordsから全国発売に至るまでの歩みと
アルバムに秘められたいろいろなエピソードをまとめてみました。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-「Vertigo」ってどういう意味？
「Vertigo(ヴァーティゴ)」は「めまい」という意味の英語です。
もとは「回転する」という意味のラテン語から来た言葉。
何でまた、こんな難しい単語をアルバムタイトルに？....
これは、東さんが見つけて来た言葉だそうです。
辻畑さん曰く
「幾つか候補があって、その中の１つが“Vertigo”だった。
変わった言葉だなーと思ったけど、“ヒッチコックの映画のタイトルで
めまいって意味なんだよ”って、東から教えてもらった。
他には、スペイン語で“お祭り”って意味の“Fandango(ファンダンゴ)”
なんてのもあった」 ....ということだそうで。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-「PFL」制作 〜 一般発売までのこと。
これについては、公式ページの「Ｔ氏のあやまち」に詳しく書かれてますので
そちらをご覧いただくと良いでしょう。
(http://www.pro-picasso.com/tetsu/)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-「Vertigo」再発が決まるまで。
直接のきっかけは、ネットオークションで「Vertigo」が高騰したことに
ピカソメンバーが心を痛めたことに始まります。
「Vertigo」は93年にKittyレコードから発売されましたが、
宣伝が少なかったこともあり、知らないうちに生産中止になってしまって
買えなかった....というファンの方も多かった様です。
「落札価格が安いと淋しいし、高い方がアーチストとしては嬉しい。
でも、欲しい人が手に入らないのはイヤだなぁという思いがあって、
じゃぁ自分達が出そうって思って、原盤を持ってる会社に交渉しに行った。
幸い、自分のレーベルが出すということで、話は比較的早かったけど
中にはカタイ頭の人も居たりする訳よ。ネットでは配信するナ、とかネ」
(3月30日、internet TV「pm11」出演時のピカソのコメントより)
そもそも再発たること、音楽著作権という、お金に直結する問題があって
なかなか、簡単には行かないことが多いものです。
最初の発売とレコード会社が違えば、なおさら。
「Vertigo」「PFL」のリリース実現までに
“社長”辻畑さんは2回、版権を持ってる会社へ出向いて交渉したそうです。
版権の問題を熱意でクリアしたPROJECT PICASSOの方々には、大感謝です。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 通信販売から全国発売へ。
「Vertigo」「PFL」とも、通販ではそれぞれ、500枚限定でした。
“たくさん作って、たくさんのファンに届けたい”という想いと
“こういうマニアックな作品の需要が、果たしてどれだけあるか？”という
現実問題とのせめぎあいの結果、ひとまずプレスの最低ラインであるところの
この枚数に落ち着いたそうです。
しかしその後、既にこのメルマガでもお知らせした通り
Metronom Recordsの全国展開が実現しまして。
そこで今回、プレスを追加して、全国流通に載せる運びになったとのこと。
今回の取材の中で、何度となく
「ネットでつながってるファンも、PROJECT PICASSOのファミリーみたいな
ものなんだよ」と語っておられた辻畑さん。
「ホントなら無料でＣＤ作りたいぐらいなんだけど、そうもいかないから
値段を決めてＣＤをリリースしてる。
でもそれで、俺達自身も楽しんで、ファンも一緒に楽しんで、
たくさん売れたら次の時には還元するとかして、
ずっと、みんなで楽しいことを続けていって。
それで、リスナーも増えていったらいいなと思う」
と、Metronom Recordsのコンセプトを熱く、語ってくださいました。
ちなみに、再発の「Vertigo」は2,800円。初版よりも300円安くなってます。
通販だと送料がかかることを考えて、少しでもリスナーの負担を減らそうと
安くしたのだそうです。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-「Vertigo」のお楽しみ。
シングル曲「マイ・バック・ペイジ」「ロベルティーノ」はよく聴くと、
シングルと微妙にアレンジが違う様です。少しバージョンアップした感じ。
また、このアルバムの中心とも言うべき「海はエメラルド」の変奏曲が
元の曲とは全く違う味付けで2曲、インストとして収録されています。
このアルバムでしか聴けない重要ソングが3曲あります。
16ビートをかき鳴らす生ギターと、くさびの様に打ち込まれる低音の鍵盤が
切迫感を出しているインスト「砂のバザール」。
逆に、アコギが8ビートを規則正しく刻んでる「風の音楽」では
ほのかにアコーディオンも聴こえて、タイトル通り風の様な軽さです。
そうそう、この曲はピカソで(今のところ)唯一、森さんの作詞。
曲中のナレーションの詞ですが、異国情緒の雰囲気作りに一役買ってます。
そして、「Sentimental Guitar Club」は知る人ぞ知る、
ピカソの隠れた人気曲と言ってもいいでしょう。
ライブを思わせるピアノのストロークと、観客のざわめきの効果。
2オクターブ以上の高低差激しい主旋律を、感情豊かに唄いこなしてる
ボーカルもgoodです。
あと、余談の様にこれを書くのは、ご本人さんに失礼なのかもしれませんが
このアルバムはドラマのサントラだけだって、
ドラマの主題歌だった高橋洋子さんの「ブルーの翼」が
シングルとは別バージョンで収録されてます。
ギターが嘉多山さん。ピカソの曲でもお馴染みの人なので
案外、ピカソファンにも親しみやすいナンバーではないでしょうか。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-「PFL」のお楽しみ。
「PFL」のイチ押しはまず何といっても、オリジナル曲「Paradise Lost」。
ピカソの特徴とも言うべき“優しいのに力強い”“分かりやすいのに
真似できない”メロディラインは、歌詞が英語でも健在です。
英語の発音もきれいで、知らない人に聞かせたらまさに“謎の洋楽”かも。
あと、このアルバムのもう1つの特徴は、ゲストミュージシャンが
多数参加していることでしょう。
「Early in the Morning」は来生たかおさんとのツインボーカル曲ですし、
「Medley」では姫ノ樹リカさん、「Mr.Monday」ではMonday満ちるさんが
参加してます。そういう意味でもレアアイテムです。
そもそも選曲自体、世間によくあるカバー集とは一味違う
ピカソならではのポリシーを感じます。
そして原曲を活かしつつ、オーケストラとエレキギターを一緒に鳴らすという
大胆かつ繊細、サイケデリックな音作りは
後に作られるアルバム「Marmalade Kids」の基礎になったと言えるでしょう。
事実、「PFL」の中には「Marmalade Kids」、あるいはシングル「SHOUT」の
アレンジとクロスしている部分が、幾つか見られます。
抽象から具象へ。
「音のピカソ」が変革....いや、成長する契機となったこのアルバムは
「photograph」から「Marmalede Kids」へ変化した“理由”であり、
“答え”と言えるでしょう。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 最後に。
今回ご紹介した2枚のアルバムは、全国のCDショップで発売しています。
店頭にない時は、インディーズレーベルを扱っているCDショップに
取り寄せ(注文)をお願いしてください。
CD番号：PMR-25009(Vertigo)、PMR-25010(Presents For Lovers)
発売元：メトロノームレコーズ
販売元：ダイキサウンド (←コレ重要！必ず言いましょう)
また、メトロノームレコーズの公式ページで引き続き、通販も行ってます。
(http://www.pro-picasso.com/metronom/)
私(ぎねね)自身、初めて聴いた時の感激はひとしおでした。
どちらもオリジナルアルバムと同じぐらい、ピカソの歴史の上では
重要な位置にある作品です。
まだお求めになってない方、ぜひ聴いてみてください。
(ぎねね)
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METRONOM NEWS！topics／event／release
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topics
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■みしまキャンペーンご報告
前回臨時増刊号でもお知らせ致しましたみしま・カオルさんのCDデビュー
キャンペーンは、東戸塚イベントまで終了いたしました。
みしまさんは、ナカナカ新人とは思えぬ大胆不敵さで堂々としたもの、見
ている私のほうが緊張してしまいましたよ。
でもいろいろハプニングもありました。
○新横浜ベルズライブにてMCに夢中になり、
マイクスタンドを用意し損ねる。
せっかくいい気分で(推測)ギターを弾いていた
辻畑さんの手を止めてしまった。
○世田谷FMで生放送本番前、局もみしまさんもCDがなくて、本番で曲が
流れない！！どーしよう！！と、大騒ぎしてたのですが、偶然にもそ
こに居合わせた私サトヨコが^^;CDをもっていたので、急遽それが放送
に使われました。
(以前にFM局にCD送っていたのですが、生放送の場所のサテライトス
タジオに届いていなかったのです)
つまりあのときの放送で流れたのは私のCDだった・・・・のです。
○なぜかこれらのキャンペーンの日はすべて曇りか雨という・・・なせ？
とまあそんなこともありました。みしまさんは、ピカ通編集部に、
「これらからもライブ活動をたくさんやって、今度は作詞にもtryしたい」
と語ってくれました。これからも頑張ってほしいものです。
(サトヨコ)
■真朝さん＆“唄う社長”、福岡インストアライブ大盛況！
9月8日(土)、福岡市中央区大名の「カート」というＣＤショップで
松田真朝さんとピカソの辻畑さんによるインストアライブがありました。
初の地元ライブということで、非常に気合いの入っていた真朝さん。
持ち唄３曲を唄った後、辻畑さんのステージが終わってから
最後にもう１回登場、「八月の恋人」を再演。唄もＭＣも絶好調でした。
一方、辻畑さんは本邦初公開の「Paradise Lost」に加えて
「明日の風」を打ち込みのリズムに合わせて弾き語りするという
ニクイ演出もあり、九州各地から駆け付けた観客を素敵に酔わせてました。
＊ 詳しい模様は「ピカソ通信九州支部」に写真つきで載せてますので
ぜひ、ご覧になってください。(http://www2.to/pica-q/)
(ぎねね)
※真朝さん、みしまさんのインタビューやみしまさんのライブレポで
臨時増刊号を作成中。今月半ばになりそうです。お楽しみに。
■カレッジ・チャート・ジャパンでメトロノーム勢大躍進！！
9月18日のことです。
私が、カレッジ・チャート・ジャパン(以下CCJ)のサイトを見ていた時の
こと、Ｊ-POP部門でメトロノームの方々がチャートに入っていたので、
びっくりしました。
といっても、みなさん50位以下だったんで、どーやったらランクが上がる
だろうかと思ってましたら・・・・・方法がわかりまして・・・・つまり
「試聴すればいい」みたいだったんです。
でそこから自分でも少しずつ試聴したり、自分のサイトのBBSにその方法
を、書き込んだりしました。ささやかなペリカン作戦のつもり、だったん
です。
で現在総合順位は(9月30日現在)
“オーバーソウル1位”吉沢梅乃
“マイ・スウィート・コンプレックス2位＆雨女12位”みしま・カオル
“Timeless Melody4位”ピカソ
“潮騒のうた”15位BELL & ACCORDIONS／
“道しるべのようなもの”17位MONO／
“ブランコ”18位Hiro Flash／
となっております。
特に梅乃ちゃんのランクの上がり方は目を見張るものがありまして、
どーして！？こんなにすごいの？と叫ばずにはおれないものがあります。
辻畑リーダー氏も「こんなにランクが上がったのは・・・・僕もよく分か
らないんだよ。でも梅乃やみしまがおれたち(ピカソ)より上っていうの
は許せないなあ〜」と語っておられました。
詳しくは↓をご覧ください。
COLLEGE CHART JAPAN http://www.c-chart.com/ccj/
(サトヨコ)
■ピカ通主催オフ会のお知らせ
スィンギング・ピクニック PART IIの前にみんなで逢いませんか？
ライブ前の土曜の午後、ピカソの歌を歌ったり、初めて(逢うであろう)
ピカソファンの方々との語りあったり、
そして私とぎねねさんによるピカソ秘蔵の音源(今回の最上さんの連載で
も出でまいります「キャットバスターズ」もお聞かせします)などに耳を
傾けたり・・・・
そんなオフ会を行いたいと思います。
集合場所は1：00にLa.mama前です
参加したいという方は、当日集合場所にきていただいてもよいですが、
プロピカまで(picasso@post.tok2.com)メールしてくただけると助かります。
PARADEの｢PROJECT PELICAN」のコーナーか、PARADE BBSでお知らせします。
(サトヨコ)
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live
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※いよいよピクニックの日が近づいてまいりました！！準備はいいかな？
■メトロノーム・スィンギング・ピクニック PART II
日 時 10月6日(土)
開場18：30 開演19：00 終演21：30予定
場 所 渋谷 La.mama
(渋谷駅南口より 徒歩5分) http://la.mama.gr.jp/
出 演 ピカソ/みしま・カオル/Flash Back 9
/あも with バグダッド・ギター
料 金 前売り3,000円 NET通販2,800円 当日3,500円
(ドリンク別)
・公開ゲネプロ
日 時 10月4日(木)
開場18:30 開演19:00 終演21:30予定
場 所 越谷ABBEY ROAD
(東武伊勢崎線 北千住から準急で4駅 越谷駅東口から徒歩で5分)
http://www.cnet-sa.ne.jp/a/abeyroad/
出 演 ピカソ／みしま・カオル／あも with バグダッド・ギター
料 金 2,000円(ワンドリンク付き)
■真朝さん、地元ライブ第2弾決定！
10月16日(火)、北九州市のショッピングモール「チャチャタウン」で
松田真朝さんのインストアライブがあります。入場無料。
福岡で活動するデュオ「colors」の山田竜一さんとのジョイントです。
(「八月の恋人」を作曲した津久場郷史さんの相方です)
日 時 10月16日(火) 14:00〜と16:00〜の2回
場 所 JR小倉駅前「チャチャタウン」1階野外ステージ
(北九州市小倉北区砂津3丁目1-1)
JR小倉駅在来線口(旧「そごう」側)から下関寄りに徒歩約10分。
TEL:093-513-6363 http://www.nishitetsu.co.jp/chachatown/
時間は「チャチャタウン」イベントの“デフォルト”の時間帯ですので
今後もしかすると、若干の変更があるかもしれません。
地図その他、詳しいことは「ピカソ通信九州支部」の真朝さんコーナー
「Honest Morning」をご覧ください。(http://www2.to/martha/)
■10月21日(日)みしま・カオル四谷天窓ライブ
みしま姫ソロライブ第2弾です。さてさてどうなることやら・・・・
日 時 10月21日(日)
出 演 みしま・カオル(サポート：ピカソ辻畑Guitar, 森Keyboards)
場 所 四谷天窓 TEL:03-3341-0546
http://www.fourvalley.co.jp/tenmado/
※開場時間・料金等、まだ未定です。
(サトヨコ)
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release
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■ただいまCDショップで発売中！！
現在、
発売元：メトロノームレコーズ
販売元：ダイキサウンド
から全国発売されているCDは、
・ピカソ 「メゾン クラシカ コンプリート」「SCRAP」
「笑うラクダ」「ガラムマサラ」「Presents For Lovers」
「Vertigo」
・松田真朝 「八月の恋人」
・みしま・カオル「SAYONARA No.5」
になっております。お店にないときは、上記の発売元・販売元をはっきり
と伝えて注文してください。
■これからリリース！！
・10月6日のライブにて、また限定CDが発売されるようです。
詳しくは公式ページまで。
・11月1日に、メトロノームの“台風娘？”
“ピカソの秘蔵っ子”吉沢梅乃さんがデビューアルバムを発売するよう
です。詳しいことはこれも公式ページか、次号のピカ通をごらんください。
■□■□■□◆「ピカソ」との時間 最上 三樹生 第3回◆□■□■□■□■
それまで、安全地帯のディレクターだった近藤由起夫氏が、ピカソの
ディレクターになったのは、多分1987か1988年のことだったと思う。
ピカソ袋(プロモーション用に配られた、布製の巾着袋、私と森さん
は現在も愛用中)や、Presents For Loversのカセットを貰ったりし
ていた。
当時のピカソのスタッフに知り合いが多くいて、結構気軽にピカソの
レコーディングしているスタジオに出入りしていた。
すでに、ピカソ三人とは面識があり、軽い会話くらいはするようになっ
ていた頃である。
1989年の秋、近藤由起夫氏に呼ばれた。何でも、猫を題材にした映画
の音楽を作るので、猫の声をサンプリングして、歌わせたいと言う話
だった。
サンプリング技術には、ちょっと自信があったので、気軽に引き受け
たらこれが大変。渡された4時間分位のテープには、猫をあやす声と
猫の声がぎっしり。これを全て聴き、サンプリング出来るものは片っ
端から録っていった。
それを音程別に仕分けして、猫の声で音階を作ったのでした。これが、
後に「公園通りの猫たち」とポンキッキーズで使われた「ゴロちゃん」
の猫が歌う部分に使われました。
(「ゴロちゃん」は「公園通りの猫たち」のサントラには収録されず、
ポニーキャニオンからシングルとして発売)
「公園通りの猫たち」の話でしたね。なにやら森さんが、ビッグバン
ド・ジャズの様な音楽を作るというので、見学に行きました。
よく名前を聞くミュージシャン達が、KeystoneのAスタジオに大集合。
森さんは、大先生のごとく大量の譜面を前にして、かなり疲れている
様子。そして、歌うは、シネマの作詞でもお馴染みの、「すぺぺ」こと
「大山潤子」かなりご機嫌な録音を見させていただきました。
私は、猫の声以外にも、荻野目ちゃんの歌う挿入歌などを担当。
その中に、「キャットバスターズ」なる怪しい曲がありました。歌うは
「吉岡梅吉47才」、賢明なピカソファンの方々なら、この人物が誰なの
かご存じですよね(^^)。実は私も、かけ声で参加しています。
「ゴロちゃん」の猫の歌を作っていたときに、壁にぶつかりました。
どうしても歌っているようには聞こえないのです。
当たり前ですね。元々歌ってはいないわけですから(^^)。
そこで、作曲を担当したリーダーから、ナイスなアドバイスがありま
した。音符と音符の間に抑揚をつければ良いという指摘。
なるほど！というわけで無事に「ゴロちゃん」は完成し、ポンキッキ
ーズで人気の曲になりました。実は「ゴロちゃん」は、リーダーの隠
れた代表作なのです(^^)。
さて、みんなで、苦労して音楽を作った映画を見に行きました。
そして、倒れました(^^;。
よくあることですが、苦労は報われないことの方が、多いみたいです
(^^)。(これは、後に語るものにも出てくると思います)
そしてこの頃、近藤氏は、自身のユニット「東京バナナボーイズ」で
「鉄骨娘」や「熱血キッド」などのスマッシュヒットを出しました。
「東京バナナボーイズ」の近藤さんの相棒は、「ゴロちゃん」の作詞
をしたCMプロデューサーの村上明彦氏であります。最近も、モーニン
グ娘。の出てるエアコンのCMで、その歌声を聞くことが出来ます。
後日談
松田真朝に「公園通りの猫たち」のCDを見せたら、「私、小学生の時
に見に行った。下敷きも持ってる」とのこと。なるほど、時間だけは
ちゃんと過ぎ去って行っているのだな....(^^;。
◇■◇■◇■◇■◇■◇ メトロノームにおねがい!! ◇■◇■◇■◇■◇■◇
いわゆるひとつの質問コーナー
今回は、福岡での取材の席で辻畑さんにおうかがいしました。
Ｑ１
「We've got the sun on the road」という曲について教えてください。
日石のCMソングで、英語の曲です。
「星野さんガソリンは？」「いけねえ忘れた」というCMでした。
CM中に名前が出なかったので、外国人の曲と思った人が多い様ですが
辻畑さんの作品のはずなんです。(辻畑さんの英語の発音きれいだから)
当時、FMステーションという雑誌でQ&Aになってたので、
間違いないと思うのですが....
(taka-oさん)
Ａ１
「よく知ってるねー！」(舌を巻く辻畑さん)
「当時、石油関係で2つか3つCMソングの話があって、その中の1曲。
シングルになった“ON THE ROAD”(EssoのCMソング)とは
詞もメロディも違う、全く別の曲だヨ。
“エルヴィス・コステロみたいな曲を英語で作ってくれ”と言われて作って、
CMのタイアップが決まったからCD化しようという話もあったんだけど、
1番しかなかったし、大変だったから辞めた(^^;
俺が英語の詞を書いたけど、英語はもちろん、日本語の意味まで書いて
それでOKもらわないといけなくて、結構大変だった。
最初、メチャクチャな英語でいいのかなーと思ったけど
そうはいかなかった(笑)」
Ｑ２
こんにちは！リーダーと同じ宇部出身なのですが、
地元に帰省された際、どんなところで遊ばれてますか？
(地元に帰っても遊ぶ場所がないtakより)
Ａ２
「無いヨ....あの街はシンデレラだね....」
(辻畑さんちょっと、淋しそうでした)
□□□□□□□□□□□□□ いろいろ募集 □□□□□□□□□□□□□□
・皆さんからのメッセージ＆質問は 随時、大募集中です。
「ＣＤはどこで買えますか？」「○○さんの誕生日はいつですか？」
といった素朴な質問から、ピカソもびっくりのマニアックな質問まで
知りたいことがありましたら、どしどしお寄せください。
編集部で答えが出ない時は、メトロノームレコーズさんへ直撃取材します。
ご本人さんからコメントがいただけることも！
・「私とピカソ」
“ピカソとの出逢い”“ピカソのここが好き”
“ピカソにまつわる自分の想い出”etc....
あなたにとっての「ピカソ」を、100字程度にまとめてお送りください。
ファン歴の長さ、持ってるCDの数などは問いません。
極端な話「昨日、初めてピカソを聴きました」という方でもOK！
・ぎねねさんのサイトに「ピカソ通信」投稿用フォームがあります。
投稿、ご意見、どしどしお寄せください。お待ちしてます。
☆ 投稿はこちらへ ☆
メール ： picasso@post.tok2.com
フォーム： http://www.saturn.sannet.ne.jp/gyne_ne/picasso/form.html
━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は見ての通り、福岡での取材内容がたくさん載ってます。
取材に快く応じてくださった真朝さん＆辻畑さん、ありがとうございました。
まだまだここには書き切れないほど、辻畑さん、語ってくださってます。
記事の流れ上、全部いっぺんに出せないのが申し訳ないぐらい。
でも今後の「ピカ通」で、どんどん出していきますのでご期待ください。
so, he's our luminary ! (ぎねね)
ここでおわびを・・・・
楽譜集＆ピカソ本とーっても発送が遅れてしまっています。スイマセン必ず
送りますのでもう少々お待ちください。(ラママで販売予定。現在交渉中デス)
あと私のサイトからまぐまぐさんのシステム変更で、メルマガの登録＆解除が
できなくなっております。
とりあえずはまぐまぐさんのサイトからか、
ぎねねさんのサイトにある新しい登録＆解除フォームを使ってください。
ほんとに今めちゃめちゃ忙しいです。やらなきゃいけないことは山のように
あって本当に一日が50時間ぐらいほしいとふかーく思います。なんせ文章
書くペースが遅いので、余計な時間がかかってしょうがないです。
まあ6日が終わるまでこの調子でしょうね。
あ、みなさん吉岡梅吉って誰かわかりました？分からない方メールください
お答えしますよ。 (サトヨコ)
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